My Colors

楽器は語る

三弦⇒三線⇒三味線
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中国の楽器「三弦」は琉球へ渡り、琉球音楽には欠くことのできない「三線」が生みだされ、さらに三弦や三線は堺に渡り「三味線」へと改良されました。

それら楽器の持つ‘物語’に焦点を当てた特別展示、『楽器は語る ―三線・三味線の名器を中心に』 を見てきました。
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展示物の撮影は不可のため、(三線のみ)記事としていくつか紹介すると・・・

【牛骨棹三線】
沖縄から移民として渡ったペルーでは黒木が無いため牛骨で棹(ソー)を代用した三線。

【落下傘張り三線】
胴(チーガ)の表面を落下傘の素材で張った三線。合成皮革の走り。

【銀製棹三線】
ハワイの沖縄二世が沖縄戦に参加した際に、父から沖縄の上等な三線を探すように言われ、どれも木製なので少しでも上等な感じをという親孝行の気持ちで銀製の棹を特注した三線。父は「つまらないことはするな。こんな三線は一文の価値もない」と送り返したそうです(三線の音色と価値は棹で決まります)。ちなみに親孝行の気持ちの詰まった銀製の爪もありました。

【江戸与那】
えどゆなー と読みます。沖縄戦で米軍に従属したハワイの沖縄二世が持ち帰ったことより、消失を免れた名器。琉球王朝の使節が江戸上りの際に使用された貴重な三線で、現在も江戸与那型として高級な三線があるそうです。

【富盛開鐘】
とぅむいけーじょー と読みます。琉球王朝時代の三線の名器で、沖縄県指定文化財の県外初展示です。棹は「黒木」でなく、柔らかい音の出る「ゆし木」だそうです。
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これらの貴重な名器は、どんな音色を奏でるのだろう? ふだん音を出さなくて大丈夫なのかなぁ?

でも自分にとっては、3万円で買ったマイ三線が何よりの名器であり宝物です。
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桜木町紅葉坂上にある横浜能楽堂で7月16日まで開催してま~す。
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あっ!入場無料ですぞっ!!
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by tetora-u | 2012-06-25 23:20 | Kanagawa