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沖縄民謡の音律

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少し大げさかもしれませんが、今まで思い込んでいた音の概念が、ここにきて崩れてきています。


私の音との本格的な出会いは、幼稚園児の頃に習い始めたピアノからでしょうか。

そこでは、ソルフェージュ(楽譜から音に声を出して読み取る)の時間がありました。

曲をすべて ♪ドレミ♪ で歌ったような・・・記憶があります。(少し曖昧です)

※余談ですが、小学校中~高学年になるにつれ、周りが女子だけで恥ずかしくなり、好きなピアノを辞めたのが今にしては悔やまれます。


話を戻して、曲は目でなく耳で覚えるタイプの私。

これは面白い分かれ方で、兄弟でも楽譜を見て覚えるタイプと、曲を聴いて覚えるタイプに分かれることが良くあります。私と異なり兄は目で覚えるタイプでした。

その耳で覚えるタイプの私は、物心ついた時から曲を聴いて ♪ドレミ♪ に変換するように身体で覚えていきました。

西洋音律のピアノで表現できる音、1オクターブを均等に12分割した12平均律です。


三線を始めて工工四を読む時も、身体に染みついた12平均律で、私はすべて ♪ドレミ♪ に変換しています。

家にあるキーボードを使って西洋音律ベースで音取りしたこともあるくらい。

で、ポップスは割とすんなり弾けるのですが、沖縄民謡は不協和音に感じる12平均律に当てはまらない音が多くて違和感を持ちながらやっていました。

気付いてはいましたが、沖縄民謡の音律は違うんですよね。

便宜的に ♪ドレミ♪ の平均律に割り当てて唄三線しているだけで、本来は平均律で表現出来ない音が所々登場します。

なので、音がすぐ取れる曲と何度聴いても音を取れない沖縄民謡があるのです。

※沖縄に限らず世界中には当てはまらない音律はたくさんあるようです。


沖縄の人には染みついている沖縄独特の音律。

12平均律以外の音は身体に染みついていない私。そしてこの年齢もあり?新しい感覚が身につけられません^^

音の概念が崩れて、曲を聴いても雑念で拾えてた音すら拾えなくなっている今日この頃。。。

頭で考えずに身体で覚えるしかないのは頭では理解しているけど、その頭が邪魔しています^^;
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by tetora-u | 2013-09-03 23:32 | Tokyo

別れの煙

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下期に向けて毎年この時期は営業的に忙しいのですが、休めない中でも何とか体調は戻ってきた感じです。

でもそんな状況なので、唄三線の新しく覚えようとしている曲は、あまり進んでいません。

現在いくつかあるうちのひとつは 「別れの煙」(わかりのちむり)。

作詞作曲は、知名定繁(ちな ていはん)さん。有名なかたですが、知名定男さんのお父さんと言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。

就職や進学などで、沖縄から本土に船で旅立つ子と、山に登って見送る親の情景を描いた三下げの情け唄。

那覇の港まで送っていけない親が、山に登り木を燃やした白い煙を上げ、黒い煙を上げる船に乗る子を見送る。

黒い煙を上げる船に乗る子は、親が上げる山の上の白い煙を見つけて別れを告げる。

親から見る映像と、子から見る映像が交互に現れ、最後は引いて両方を映した映像が浮かぶような名曲です。

参考動画は最近ご一緒したかたのもの^^


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by tetora-u | 2013-08-31 01:30 | Kanagawa

チューリップを唄う夜

日曜日は沖縄県人会BBQへの参加か迷ったものの、いつものお店で三線練習会を行いました。

主な練習曲は「なりやまあやぐ」と「豊年の唄(あやぐ)」。共に宮古民謡の代表曲で新人賞課題曲にも選ばれる曲です。

そのまま店の営業時間も居続けて計8時間ほど^^; 「かぬしゃまよー」など復習中心の三線Dayとなりました。

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三線を弾いてると「私も弾いてみたい」と声がかかることがあります。

この日は、お客さん3組4名が希望されたので、それぞれ初三線に挑戦してもらいました。

持ち方や弦の扱いなど、あまり細かいことは言わすに、まずは音を出して楽しんでもらうことに。

短い時間でも結果的に皆さん 「咲いた咲いた」の ♪チューリップ♪ は弾けるようになりました。

「出来たよ~聴いて~!」 と、連れのお客さんに披露。

少したどたどしいので周りも ♪ドレミ~ドレミ~ソミレドレミレ~♪ と唄ってサポート。

お酒も入った大人たちが、♪チューリップ♪ を唄う夜となりました。
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by tetora-u | 2013-08-26 21:50 | Tokyo

漲水のクイチャー

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三線歌会の前は、新しく覚えたい曲があっても自重していたためか、終わった後はやりたい曲の波がドッと押し寄せてきました。

宮古や八重山の民謡では片手で足りないくらいだし、沖縄民謡でも三下げの情け唄や早弾きの曲など候補が盛りだくさん。

何から手をつけようか迷うばかりで、結局何も手をつけていません^^;

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そんな中、「先々に向けて皆で唄三線出来るようにしよう!」と、いつものお店でマスター達と練習をし始めた曲が、「漲水のクイチャー」。



もう2年以上前から、高齢者施設への三線慰問などでやっていながらも唄は他人任せで、工工四も見ずに音を聴き取って本調子で適当に三線だけ弾いていた曲です。

こういう曲って、いざ工工四を見て真面目に弾こうとすると弾けないもの。

まして工工四は本調子でなく二揚げのものと三下げのものがあります。

まあ、一カ所ある「合」と「老(下老)」の音の違いを注意するくらいなので、大勢に影響ありません。

手(三線)はどうにでもなるので、今回は「しっかり唄えるようにする」ことを目標を持って、夏休みの無い今週の通勤電車では、ずっと「漲水のクイチャー」を聴いています。



沖縄本島の「カチャーシー」、八重山の「六調」、宮古の「クイチャー」。

「クイチャー」とは、「声(クイ)を合わせる(チャー)」という意で、唄と踊りの両方を意味し、盆踊りみたいなものと表現されることもあります。

しかし、「漲水のクイチャー」の意味は他の踊りとは背景も内容も違っています。

「クイチャー」は「雨乞い」の唄として生まれたと言われてますが、この「漲水のクイチャー」は、「人頭税」の重荷を自分たちの力で取り払ったときの喜びと怒りと願いが込められた唄です。

「人頭税」(にんとうぜい)とは、薩摩藩に支配されて多額な税により財政が困窮した琉球王府が、宮古・八重山地方に(貧民ほど重い負担となる)厳しい納税を課したもの。

15歳から50歳までの人すべて、男は穀物、女は織物を納めなければならず、払えなければ殺されるなどの過酷なもので、1600年代から、つい100年ほど前の最近まで続いたという重い歴史があります。


宮古民謡の大御所である国吉源次さんは、「うさばらしをするために村々で踊りおこった歌だとおじいさん、おばあさんから聞かされた。腹いせの歌。実際自分も首里城の殿様がいたところを見てむかついた。(宮古の)人にあれだけ苦労させて食べるものも搾りこんなにしてたのかと」と語っています。

こういう想いもあることに絶句です。

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敗戦の日の8月15日。お盆ということもあり、母から聞いた大空襲時の話も思い出しながら、歴史を振り返る1日となりました。
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by tetora-u | 2013-08-15 22:55 | Tokyo

三線歌会#2

唄三線イベントの後半はゲストライブ。

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ライブ#1は片山恵理さん。

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今回、教室生徒さんと共に初参加していただきました。

教室生徒さんのフォローをしっかりされる先生の役割と、切り替えてのご自身のライブでは、特色を出した楽しいステージを魅せていただけました。

生徒さんのステージもレベルの高い見事なもので感服です。雰囲気も和気あいあいで普段の楽しく唄三線する良い感じが出てました。


いつも盛り上げてくれる知念マスターの加齢!じゃなくて華麗なるダンスもステキ!!

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ライブ#2は伊礼正さん。

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琉球古典音楽の世界で有名な方で、私も演奏応援参加した三線サークルの指導もしていただいてます。

凛として背筋の伸びるような古典を聴かせていただき、酒も入りガヤガヤしがちな後半にも関わらず、会場の皆さん聴き入っていました。

ちなみに会場一番乗りは伊礼さん。私が二番乗りした時には既に唄三線の練習をされていました。

沖縄より来ていただいたイベント前日に食事をご一緒させていただきましたが、柔軟で実直、大変魅力的なお人柄です。



ライブ#3は津波恒英さん。

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三線の名手にして民謡ギターの第一人者。大御所とも言える方で、イベント当日昼頃に羽田に着き、当日夜に沖縄へ戻られという強行スケジュールでのご参加。

もうみんな言葉も無いほど聴き入って、素晴らしいステージを披露していただけました。

予定時間を意識してくださりながらの演奏。誰もがもっと聴きだいと思ったことでしょう。

演奏途中で会場のご担当者さんと交渉して時間延長。会の終わりをビシッと締めていただきました。

(延長させていただいたパセラリゾーツ銀座さん、ありがとうございます!)

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最後は(右から)片山さん・津波さん・伊礼さん・上西さんが揃って兄弟小節。

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気付いたら先生たちのバックで太鼓をたたく知念マスター!途中で余裕のポーズ!!(太鼓たたけ~^^)

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三線歌会も無事終了し、来場の皆さんが引き上げた後の片付けや会計を済ませた時には、口もきけないほど疲れが出ましたが、何とか終えることが出来てほんと良かったです。

関係者皆様へは心より御礼申し上げます。
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by tetora-u | 2013-08-06 22:55 | Tokyo

三線歌会#1

今回で6回目となる唄三線イベント。

前半は三線教室やサークルメンバーの発表会的位置付けで、後半はプロの先生方のライブ。

5時間半近くの長丁場となります。

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運営側と、会費を払って参加する両方の立場で、会場二番乗り(一番乗りは別途^^)し、運営作業でバタバタしてるとあっという間にオープニングの時間がやってきました。

「あれっ?出演者が用意してない!」から始まり、オープニング後の乾杯からいきなり時間が後ろ押し。

そういうことは想定してキャッチアップポイントを4カ所取ってあるので、何とか出来るとは思っていましたが、段取りの悪さを指摘してくる人もいて、その言葉は会の半ばまで焦りのさざ波として残りました。

パラパラと遅れて入場する人の案内や会費徴収をしながら出演者への準備案内、音響さんへのステージ配置指示などしていると、もう最初の自身も加わる演奏曲の時間。

着替える間もなく、しまいっぱなしだった三線を抱えて舞台袖に駆けつけ、急いでちんだみを2人分合わて、気付いたら舞台上という慌ただしさ。

曲に入り込んで始めなければいけないところ、三線を弾ける状態に指先も喉も準備出来ていません。何と言っても弦を押さえる左指が動かない。。


そんな言い訳ばかりしたがる小さな私ですが、唄者はしっかりと唄ってくれました。

頑張り屋さんで、熱意を持って唄を練習していて、より良い演奏を!という好意からのアドバイスを、周りのいろんな人がしてくれました。

ただ、それが少しずつ異なるために、混乱した状態で本番当日を迎えて非常に苦しんでいました。

唄が始まり斜め後ろから三線を弾く私の目に入るのは、首筋まで流れる汗。

それでも見事に唄い上げた彼女に、ステージ上の私からも拍手喝采です。


その次の次の番である自分たちグループの人には、迷惑をかけてしまいました。

会場入り後のみんなの練習には私だけ参加が出来ず、ステージ上の事前練習時間も作ってあげられませんでした。

ぶっつけ本番となるステージは、上がってからいきなりMCを振られ、トークどころか頭の中は進行遅れのキャッチアップしかなかったので、とにかく演奏を始めました。

みんなの演奏は、そんなやりづらくなる中でも頑張ってもらい、練習の感じに進んで、ひと安心。


最後の独唱曲は、気の焦る演奏で、テンポが早くて全く気持ちのこもってない一本調子な唄三線。

終わった後にたくさんの人から「緊張してたねぇ」と言われましたが、そのかけてもらう言葉が、自身の演奏の出来映えを物語っています。

緊張というより、進行遅れで後半のゲストに迷惑をかけないように早く終わらせなけりゃ、という焦りからくるもの。。

まあ、落ち着いて唄えたとしても、大差ない出来だったとは思いますが。。。^^;

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その後、進行遅れも解消出来たので、ようやくカメラを取り出した次第です(..;)

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by tetora-u | 2013-08-05 23:56 | Tokyo

イベント無事終了!

とりあえず事故もなくイベントは無事に終了しました。
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運営しなから複数の出演は無理というのが終わった後の感想。
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カメラは持っていったけど、さすがに写真どころではありませんでした。
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とにかく疲れたので今日はこのへんで。
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by tetora-u | 2013-08-04 20:50 | Tokyo

イベント前日

時間が取れず通し練習たった3回! イメトレだけで行っちゃえ~! って感じで、独唱曲をやっと決めました。

「池間の主~伊良部とうがに」です。

2曲メドレーでテンポの異なる曲を選びたかったのて、当初予定した「とうがにあやぐ」は取りやめました。

「池間の主」も今回参加していただく先生の所属する協会の最高賞課題曲。身の程知らずを通します。

会の進行時間を見て「池間の主」は1番で切るか2番3番と続けるかを、やりながら決めます。

「伊良部とうがに」は当初予定通り1番のみ。

あとは出たとこ勝負!


あと4曲。喜屋武繁雄の「夕暮(ゆまんぎ)」と「守礼の島」を団体で。「パーマ屋ゆんた」をコーラスと三線。そして他団体の「やっちー~べーべーぬ草刈いが」をコーラスと三線。

出演部分は楽しみます。


参加者増減により、客席テーブル配置の再考が残りますが、出来る範囲の準備は今日で何とか整いました。

やっとここまで来たという感じです。


今日は、2団体掛け持ち練習と準備作業を終えた後に、沖縄から来ていただいた先生と食事。

会話の中でも勉強になることがたくさんあり、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。


もうひと踏ん張り!頑張ろう。


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ボツになったプログラムに乗り、ナッツも応援してくれました^^
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by tetora-u | 2013-08-03 23:38 | Tokyo

イベント3日前

興味の無い人には申し訳ないですが、三線イベント直前のため今週は関連記事を続けます。

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昨日はイベント会場の担当者さんと打ち合わせ。

全体の流れの認識合わせ、見込み人数、テーブル配置と割り振り、料理・飲み物の内容と提供タイミング、音響機器関連諸々の確認、会費徴収や楽器保管方法、借用物の洗い出しと運搬方法、などなど。

ここ数年、同じ担当者さんに対応していただいてるため、1から説明する必要はないのが助かります。

帰宅してからは、タイムスケジュールやPAさん向け演奏SetListなどの資料更新や、参加団体宛てにメールでの情報連携。

それで午前1時を過ぎていたため、ブログ更新はパス。


イベントは様々な人が集まります。

仕事として唄三線をする人、三線教室で本格的に唄三線をする人、サークルで楽しむ程度に唄三線をする人、飲みに来たついでに唄三線もする人。仕事として沖縄民謡以外の音楽をやる人。
たくさん出たい人、本当は出たくない人。
身内の応援だけに来る人。ただ、飲みに来る人。ただ、義理で断れずに来る人。プロの演奏だけが聴きたい人。
様々なジャンルの音楽をやろうと言う人、沖縄民謡以外はやらないでと言う人。

立場も考え方も温度差も違いは当然感じるものがあり、全ての人の意見に応えたいけど流石に無理。線引きには悩みます。

あとは毎年各団体から必ず出る、飲みたいから出番を早くしてくれという要望。これはゴメンナサイとしか言いようがありません。

はっきり言ってしんどいけど、なかなか出来ない経験だから、苦しみを楽しみに感じるよう頑張って意識するよう努めています。


自演奏曲(独唱曲)は結局手付かず&練習無しのまま本番を迎えそう。。それはまた改めて。。
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by tetora-u | 2013-08-01 23:59 | Tokyo

直前の変更

今晩は仕事を早めに切り上げて、三線イベントに関する事前打ち合わせ。何か削って時間を作らないと準備が間に合いません。(仕事も忙しいので難しいとこですが・・)

会場の担当者さんとの打ち合わせ予定は、手違いにより明後日夜に延期となりましたが、事務局内の打ち合わせで、未決事項を仮置きを含めてエイっ!ヤーっ!と決めてきました。

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打ち合わせメンバーの中で、私がその三線サークルの演目を1曲一緒にやる人がいるのですが、別の(流派の)先生について唄三線の短期集中特訓をしてきたとのこと。

嫌な予感を持ちつつ、打ち合わせの合間にその唄を聴かせてもらいましたが、唄い方は格段に良くなったものの、案の定、見事に三線の微妙な間や音の数が違う曲になっていました。

この曲はこう唄わなければ唄ってはいけない、と言われてきたとのこと。。

それはそれで正しいのでしょうが、違う流派の工工四と音源で練習をしてきて、本番一週間前にして変更するのは、一人の唄三線ならともかく、コンビでやるには対応出来ません。

先週時点で息の合った形に仕上がっていたのに、今日合わせてみたらはっきり言ってボロボロの状態。

取り入れきれない部分もあるでしょうが、これは先生がより良い演奏の手助けをしようとしてくださる熱意が根源。とても有り難いことで感謝してます。

まだ変更がありそうですが、メゲずに対処します!
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by tetora-u | 2013-07-30 00:44 | Tokyo